ペルーで開催された2017年パン・アメリカン日系人大会(COPANI)に参加して

みなさん、お元気ですか?チリにやって来た時にはまだ冬の時期でしたが、いよいよ待ちに待った夏が始まろうとしています。
今月の初旬に、二年に一度行われる汎米日系人大会、通称COPANIの第19回大会がペルーの首都リマで開催されました。主にアメリカ大陸に住んでいる日系人が集うこのイベントに、本来ならドイツの日系人である僕が、チリの日系人の代表の一人として特別に参加させていただきました。
 

南北アメリカの代表者グループ写真

ペルーの日系人のコミュニティーは、南米の中でブラジルに続いて2番目に大きく、チリに在住している日系人の数よりはるかに多いことに舌を巻きました。それに加え、今年はペルーの日系人協会創立100周年にあたると同時に、今回のCOPANIがリマで開かれたこともあり、それに伴いより盛大に開催されました。

リマ・ペルーのビーチでグループ撮影

COPANIは11月2日から5日までの4日間にわたり開催され、日秘文化会館の劇場で行われた開会式や、日系をテーマにした講演、ワークショップ、日本大使館での歓迎カクテル、さらにはリマのシティーツアーなど、色々なプログラムやイベントが用意されていました。それらの中で特に楽しみにしていたイベントは、COPANIの醍醐味である「祭り」です。日本の夏祭りみたいに出店があり、神輿を担いだり、花火を打ち上げるなどと、実際に日本にいるかのような気分になりました。祭りが始まり、リマに集結した汎米各国の日系人の代表者が会場に入場した時に、その数の多さと、僕たちの日系人協会がバルパライソ州で行っているイベントとは比べ物にならないほどの規模の大きさに、改めて唖然しました。

各国代表がオリンピックかの硫黄にに会場を行進


COPANIに参加できて一番嬉しかったことは、日系人であるという同じ境遇を持った仲間たちにたくさん出会えたことです。自分たちがしてきた経験や、日系人としてのアイデンティティー、抱えている悩みなどを分かち合って互いに切磋琢磨し、僕自身も自分の個性を考えさせられ、見つめ直すことができた良い機会になったと思います。それと同時に、言語と文化に興味がある僕にとっては、COPANIは多文化に触れられる最高の場であるので、次回の、サンフランシスコで開催されるCOPANI2019に参加したいと思います!
 

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